私が初めて「更年期」を感じたのは、高校を卒業して社会人になってすぐのことでした。
学生時代はどんなに暑くても寒くても、あまり汗をかかないほうでしたが、社会人になり気づいたらまず、汗っかきになっていました。
見逃されやすい若年性更年期
はじめは更年期とは気づかなかったです。社会人になりたてではあったのですが、心が弱かった私は心療内科に通っていたからです。
そして処方されている薬が要因してこのような症状を出すであったり、もしくは自律神経がただ単に崩れたせいの一時的なものかと思っていました。
主治医に相談をしても「薬のせいで自律神経が乱れてるんですね」としか返答がありませでした。
あるとき10歳離れている姉と体調の話をしていたところ、姉から「それ更年期じゃない?」と言われ、ネットで調べてみることに。するとまるで私の症状そのままでした。ぴったり更年期障害に当てはまったのです。
その頃はまだ20代だったこともあり、正式な名称としては「若年性更年期」でした。もっと早く調べたり相談していれば良かったのになとつくづく思い知らされました。
若年性更年期の症状と陰口のダメージ
まず一番先に不都合と思ったことは、一年中暑苦しいということです。私は北海道在住ですが真冬のマイナス二桁でも少し歩いただけで汗をどっと出します。
しかも会社帰りに地下鉄までの道のりでまた大汗をかき、数分歩いただけでシャワーあがりのように全身が汗で覆われます。見た目ももちろんかなり悪いです。
デートや、会社の飲み会でもそれは本領発揮。お店に入ればどっと汗が全身や顔面にもおよび、ただでさえも色が白い方の私のほほは真っ赤なりんごほっぺに。そしてシャワーあがりの髪のべたつき。
正直すぎる同僚がいたのですが、その方は真正面から私に「汗ひどいですね」と言われました。
その子はまだ良いのですが、その時に私のフォローにまわってくださった他の同僚は、陰で何か言っていたのです。それを私はたまたま偶然にも聞いてしまい、また精神が闇の中へ入って行ってしまいました。
それから外に出るのも会社勤めも怖くなりました。女性に多いのですが、なぜそんなに陰でぐちぐち言うのでしょうか。
若年性更年期のホットフラッシュに効果なし
試してみたけど効果を感じられなかったのがこちら。
- 8&4のスプレーとジェル
- うちわ
- 水霧スプレー
- 手ノリ扇風機
水霧スプレーは、百均で空のスプレーの入れ物を購入し水を入れて体に吹きかけます。なので一瞬涼しいですがすぐに熱を持ちます。なので暑くて眠れない日もかなり多くあります。
また、外出先でも水霧スプレーはただぬるく濡れるだけでした。ましてや8&4のジェルはただただ手が気持ち悪くなりました。ぬるとべたべたするので出来れば落とした方が良いときもあります。
そして手ノリの扇風機ですが、電池持ちも悪ければただぬるいかすかな風を送ってきます。安いもので試しておいて良かったです。会社でも小さい乾電池式の扇風機を使いましたが、こういう系の商品はホットフラッシュにはあまり効果がないようです。
若年性更年期のホットフラッシュに効果あり
私を通常の日常に戻してくれたスペシャルなアイテムがこちら。
- 日傘
- ひんやりシート
- マイナス10度の髪スプレー
- バブのひんやりローション
- 冷えピタ
特にひんやりシートで手首や首や脇など、太い血管があるところを拭くとかなり効果あり。尚且つシャワー上がりの髪の毛に髪スプレーすると「サー」っと落ち着きます。これは会社勤めの私に絶対と言って良いほどの、必需品です。
自宅では暑くて眠れない日があっても、バブのひんやりローションでシャワーに入ると素晴らしく、そしてこの時に冷えピタを貼って布団に入れば一気に熟睡できます。普段は日傘+冷えピタで地下鉄やバスも快適になります。
近年はとてつもなく暑い日が続いたりしております。なのでどんどん対処できる商品が出てきます。
例えばBanのローションから冷え冷えシートへの進化や、ひんやり道具、ファンデーションや化粧水ですら冷えているものも今は主流になってきております。私は色々試しながら夏を乗り越えていきます。
私みたいに汗でお悩みのみなさまに重要なお知らせです。喉が渇いていてもいなくても、水分と一緒に「塩分」の摂取を忘れないでください。熱中症対策の意味でもあるので、塩分入りのタブレットやあめを必ず摂取しましょう。